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Amazonプライムの年会費3,900円は本当にお得なのか(メリットや損益分岐点と検証してみる)

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「Amazonゴールドカード」「ギフト券」と続けてAmazonの記事を掲載しました。記事中で「Amazonプライムは年会費3,900円(月額325円)なのでお得」ということを大前提にしていましたが、もしメリットが薄いのであれば1円でも無駄には出来ません。Amazonプライムのメリットや損益分岐点について、私なりに検証してみたいと思います。 

 

Amazonプライムとは

Amazon.co.jpの様々な特典を受けることができる、会員制のサービスです。年会費は3,900円(税込)で、「Amazon Mastercardゴールド」加入者については自動付帯します。
「Amazon Mastercardゴールド」は年会費4,320円まで下げることができるので、3,900円のAmazonプライムが付帯するのであれば、実質420円でゴールドカードが保有できるという考え方もあります。

ブログタイトルなので刺激的な表記にしましたが、「実質〇〇円」みたいな考え方は非常に危険な思想です。
改めて、Amazonプライムのメリットについて検証していきたいと思います。

「Amazon Mastercardゴールド」については、以下の記事を参考にしてください。

 

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メリット1「配送特典(お急ぎ便、日時指定便が何度でも無料)」

Amazonプライムのサービスを利用しない場合は、通常の注文でも日時指定ができず、2,000円未満の発送では350円の送料が必要です。
これが、年間3,900円(月額325円)で送料無料となり、お急ぎ便での注文(通常360円)も何度でも無料というのは、非常にお得です。地域と商品が限られますが、当日お急ぎ便(514円)も無料です。
「家族や友人の誕生日を忘れていた」などの場合でも、お急ぎ便なら翌日とかに届けてもらえるので便利です。
また、特別取扱商品(大型家電やベッドなど)の手数料も無料となる特典もあります。

あまり紹介したくない(おすすめしない)裏技になりますが、「本を一緒に注文すると2,000円未満でも送料無料」というのがあります。350円の送料を払うくらいなら100円の本を注文した方が得という状態なので、そのうち改悪されると思います。
また、「在庫切れ」「予約受付中」との同時注文でも無料化できるという裏技もあるのですが、ここまで苦労するくらいなら月額325円でAmazonプライム会員に加入する方が精神衛生上でも良いと思います。

メリット2「プライム・ビデオが無料で見放題」

プライムビデオが見放題というサービスがあります。年間3,900円(月額325円)で動画見放題というのは、「dTV」(月500円)、「Hulu」(月933円)、「U-NEXT」(月1,990円)などと比べても破格の安さです。
マイラーが好きそうな映画では、「マイレージ・マイライフ」も視聴可能です。

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メリット3「Amazonギフト券(チャージタイプ)のポイント還元率が上がる」

「Amazonギフト券(チャージタイプ)」は金額に応じてポイントが付与されますが、プライム会員についてはポイント還元率が0.5%上がります。
これだけで3,900円の元を取ろうとすると年間78万円の利用が必要なので難しいですが、仮に年10万円利用する人なら500円分の価値はあります。
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Amazonギフト券(チャージタイプ)については、ミニストップでのJMB WAON払い、セブンイレブンでのnanaco払いがお得になので、以下の記事を参考にしてください。

 

www.atsu4nmile.com

 

メリット4「Kindle端末、Kindle Fireタブレット端末が安くなる」

Kindle端末、Kindle Fireタブレットが4,000円安くなります。これだけで3,900円の元が取れていることになります。
また、Kindle端末またはKindle Fireタブレットを持っていれば、後述する「オーナーライブラリー毎月1冊無料」の特典もあります。



メリット5「オーナーライブラリーの中から毎月1冊が無料で読める」

Amazonプライム会員で、kindle端末またはFireタブレットを持っていれば、好きな本を1ヶ月に1冊無料で読むことが出来ます。ライブラリーは1万冊以上で、どのKindle端末でも利用可能となっています。
ダウンロードすれば通信速度に関係なく閲覧することが出来るので便利です。

その他のメリット

その他のメリットを箇条書きにします。

  • プライム・ミュージックで100万曲以上が聞き放題
  • Amazonファミリーで「おむつ」「おしりふき」が常時15%オフ
  • Amazonが開催するタイムセールに30分前から優先参加
  • プライム・フォトが無制限利用可
  • 同居している家族2人まで登録可能
  • Amazon定期おトク便おまとめ割引

等々、本当に多くの特典があり、他にも「ダッシュボタン」(お気に入りの商品がボタンを押すだけで送付されてくる)とか色々あります。サービスひとつずつを単独記事にしたいくらいです。

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損益分岐点について

「損益分岐点」と書きましたが、結局は「どれだけサービスを利用するか」ということになります。

私の場合だと

  • 配送特典・・・年に3回は緊急で「お急ぎ便」を使うとして、年間1,080円
  • プライムビデオ・・・月100円として、年間1,200円
  • Amazonギフト券・・・年10万円の利用として、年間500円
  • オーナーライブラリー・・・月100円として、年間1,200円

と、かなり渋めに計算してみても合計3,980円となり、「プライム会員になった方がお得」という結論になりました。実際にはKindle端末割引とかタイムセール参加、プライム・ミュージックなども利用していて、私の場合は夫婦で利用しているので更に「お得」ということになります。

将来的に年会費(3,900円)は値上げされる?

私の個人的な見解ですが、将来的にはプライム会員の年会費は値上げされると予想しています。「プライム会員はお得」と書いてきましたが、サービスに対して3,900円という年会費は安すぎると思います。
アメリカのAmazonプライムの年会費は99ドル(1ドル110円で10,890円)で、日本の3倍近い金額です。
日本とアメリカでは物流の違いなどもありますが、年間6,000円(月額500円)くらいまでは値上げされてもおかしくありません。
その場合、プライム会員が自動付帯する「Amazon Mastercardゴールド」の価値が相対的に高まるかもしれませんし、「Amazon Mastercardゴールド」の年会費の値上げとなるかもしれません。

まとめ

私の場合は「年間3,900円以上のメリットはある」という結論になりました。
年額3,900円を「月額なら325円、1日なら10円」と割り算していくのは危険な思想です。10年間で39,000円と考えて冷静に判断する金銭感覚は身に付けたいところです。
とりあえず30日間の「無料お試し」があるので、気になる人は使ってみて、あまり使わない場合は解約というのでも良いと思います。

アマゾンビデオではなく「U-NEXT」をお得に使う裏技については、以下の記事を参考にしてください。 

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